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2019年2月7日
2月6日(水)は朝から佐喜眞美術館に向かいました。
そこで熊本にも疎開された経験のある佐喜眞館長による講話を聞かせていただきました。
テーマは「生と死」。
佐喜眞美術館の常設展示の1つである
画家の丸木位里さんと妻である丸木俊との共作『沖縄戦の図』について解説されました。
生徒たちは、この絵とどう向き合ったのでしょうか。
真剣な眼差しで聴き入っていました。
次に米軍基地が一望できる道の駅かでなにて基地研修を受け、その後食事を取りました。
午後は、まず最初に沖縄の伝統芸能であるエイサー体験学習です。
指導を受けながら、威勢の良い掛け声と、それにともなうリズムに合わせて踊るエイサーは、
躍動感にあふれ、実に見ごたえがありました。
次は15世紀に築城された琉球王国時代の遺跡である座喜味城址での研修です。
2000年11月には首里城跡などとともに、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」
としてユネスコの世界文化遺産にも登録されている場所です。
その後、万座毛に移動し、沖縄の澄み切った海を堪能しました。
平和学習、体験学習、沖縄の歴史遺産、自然との触れ合いを通じて、
生徒たち一人ひとりが、様々なことを感じ取っているようでした。
[夕食をみんなでとり、3日目に備えます]
文責 田中
2019年2月6日
2月5日(火)午前9時に学校を出発し、阿蘇くまもと空港へ。
そして、昼過ぎに那覇空港に無事到着しました。
[空港を出て、バスで目的地向かいます]
まず向かうは糸数壕アブチラガマでの体験学習です(以下引用)。
ここは沖縄戦時、元々は糸数集落の避難指定壕でしたが、日本軍の陣地壕や倉庫として使用され、
戦場が南下するにつれて南風原陸軍病院の分室となりました。
軍医、看護婦、ひめゆり学徒隊が配属され、
全長270mのガマ内は600人以上の負傷兵で埋め尽くされました。
そして、次にひめゆり平和祈念資料館に到着しました。
私たち次世代に残したい事、伝えたい事。
故宮城喜久子さんの証言ビデオの講和の中で、このように話されていました。
「お金ではなく物でもない命の尊さ。平和が一番。」
生徒たちもみんな聴き入っていました。
生徒たちと同年代の少年少女たちが死と向き合いながら過ごした時間を
自分自身とかぶせながらそれぞれに何か感じていたようです。
[みんなで作った千羽鶴を寄贈しました]
[ひめゆりの塔に祈りを捧げました]
その後、糸満市内のホテルに到着し、一日目を終えました。
明日は、佐喜眞美術館や普天間基地、エイサー体験などを行う予定です。
文責 田中
2019年2月4日
2月4日(月)1限目、本校多目的ホールにて2学年の修学旅行結団式が行われました。
今年度の修学旅行は3泊4日で沖縄に行きます。
総合的な学習の時間などを用いて準備を重ね、今日の結団式にいたりました。
修学旅行は家族や友人と行く旅行とは違います。
「学問を修め習うことを目的とした旅行」です。
まず、一人ひとりが文徳中学校の生徒であるという自覚と責任を持つことが大切です。
今回のスローガンは旅行を通じて、様々なことを自分自身に「プラスワン」していくことです。
日頃教室では学べないことを学び、よい思い出となる修学旅行を築き上げましょう。
明日はいよいよ出発です。
忘れ物が無いように確認をし、体調を整え、出発に備えましょう。
文責 吉田
2019年2月2日
2月2日(土)、本校多目的ホールにて合格者説明会が行われました。
説明会の会場、およびその後の物品販売の様子からは
来年度から文徳中学校に吹く新たな風を感じ取ることが出来ました。
3月にはスクーリング、そして4月には入学式が行われます。
入学の日を文徳中学校生徒・教職員全員で、心よりお待ちしております。
そして在校生は1・2学年がBenesseが実施している学力推移調査、
3学年は校内実力テストが行われました。
両テストともに日頃、学校や家で積み重ねた勉強の成果を問われます。
結果はもちろん大事なのですが、そのあとのやり直しや勉強も同様に大事です。
次につながる努力を続けましょう。
文責 吉田
2019年1月31日
1月29日(火)、百人一首大会が本校多目的ホールで行われました。
最初に開会式が行われ、新生徒会長による挨拶や文化委員長による競技説明がありました。
(本校の百人一首大会は「源平合戦」の形式で行われます。)
式終了後、事前に決めておいた1学年から3学年まで、合計12チームによる大会が始まりました。
まずは4チーム1組の予選リーグからです。
各リーグの上位2チーム、合計6チームが、決勝トーナメントに進出します。
予選は6カ所で同時に行われます。
優勝候補のチームから初参加の1年生チームまで、熱い試合を繰り広げました。
そして予選の結果、1年生が1チーム、2年生が2チーム、3年生が3チーム通過となりました。
決勝トーナメントは予選の上位2チームがシードとなり、まずは4チームによる準々決勝です。
そして勝ち残ったのは2年生2チームと3年生2チームで、準決勝は同学年対決となりました。
したがって、決勝は同学年対決を制した2年生チームと3年生チームです。
序盤から札を取り合う、決勝戦らしい試合でした。。
そして決着がつき、優勝の栄冠を勝ち取ったのは3年生チームでした。
このチームは2年次にも優勝しているので、V2達成となりました。
大会中掲げてある垂れ幕には、以下のことが書いてありました。
「日本古来の伝統的遊びに親しみ、教養を高める。礼儀作法を実践する。」
遊びを通じて学ぶこと。
昔の遊びに比べ、現在の遊びはこれが難しくなっているように思えます。。
インターネットやゲームなどの仮想空間ではなく、現実空間の中で、
仲間と助け合い、目の前にいる相手と対戦し、敬い、楽しみ、そして学ぶ。
子どもたちの真剣な顔や嬉しそうな顔、悔しそうな顔をみると、
大会を通じて、学んだことは多かったのではないかと感じます。
来年もまた、今年のような素晴らしい大会にしましょう。
文責 吉田