学校法人 文徳学園 文徳高等学校・文徳中学校

日々のできごと

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平成30年度 2学年修学旅行 最終日

2019年2月9日

2月8日(金)、ついに修学旅行最終日。

今日で最後と思うと少し寂しくなってきますが、しっかり修学しようと思います。

[ホテルでの朝食の様子]

 

まずは琉球王国の政治・外交・文化の中心地であった首里城を見学です。

あいにくの雨でしたが、お城から見る街並みに生徒たちも満足して下城となりました。

      

 

那覇市国際通りで班ごとに観光ショッピングです。

お昼は郷土料理をいただき、たくさんのお土産を片手に、生徒たちは笑顔でバスに乗り込みました。

 

沖縄での全ての日程が終了し、那覇空港に向かいます。

暖かい沖縄とはお別れとなります。

   

 

那覇空港から一路、阿蘇くまもと空港へ(16時55分着)。

そして、18時半頃に文徳中学校へ全員が無事到着しました。

校長先生をはじめ、生徒・保護者の方々大勢で、お出迎えをしていただきました。

寒い中、本当にありがとうございました。

到着後は解団式を行い、2018年度2学年修学旅行は幕を閉じました。

      

 

まずは修学旅行で疲れた体を休ませましょう。

そして3連休明け、元気な姿を学校で会いましょう。

 

最後に皆さんに一言。

「ゆいまーる!」

 

文責 田中

平成30年度 2学年修学旅行 3日目

2019年2月8日

2月7日(木)は朝から沖縄平和祈念公園内にある平和祈念資料館に向かいました。

こちらは毎年6月23日に行われる沖縄慰霊の日の会場となっています。

この資料館では沖縄の戦前・戦中・戦後の歴史、証言映像、爆弾のレプリカなどが展示されていました。

生徒たちも、沖縄戦の歴史を五感で感じていたようです。

 

次に同公園内にある平和の礎(いしじ)とよばれる慰霊碑に移動しました。

この碑は、戦没者241,525名(アメリカ人の戦死者を含む)のお名前が刻んであります。

全員で思いを込め、黙とうを捧げました。

そして県出身の戦没者の慰霊碑や

スーサイドクリフ(自決の崖)と言われた摩文仁(まぶに)の丘の上でも

同じく黙とうを捧げました(摩文仁の丘は下の地図の上部全体を指します)。

この丘から見える海の美しさは素晴らしく、生徒たちはしばらく見入っていました。  

[沖縄平和記念公園全体図 沖縄平和資料館HPより参照]

[摩文仁の丘から見えた景色]

名護パイナップルパークでの昼食では、沖縄そばを食べました]

 

昼食後、沖縄海洋博記念公園に移動しました。

ここには様々な施設があり、その1つに有名な美ら海水族館があります。

全ての魚類の中で現生最大の種であるジンベイザメの餌付けショーは圧巻の一言でした。

[ジンベエザメ]

 

見学後は買い物を済ませ、ホテルに戻りました。

夜9時からは今日の出来事の反省会。

「沖縄に来て何が一番印象に残ったか」「自分自身の変化は何か」などの話し合いが行われました。

旅行を通じて、心身ともに成長していく姿を見ると微笑ましく見えます。

 

残すは最終日のみ。

最後までしっかり学び、そして楽しみましょう。

 

文責 田中

平成30年度 2学年修学旅行 2日目

2019年2月7日

2月6日(水)は朝から佐喜眞美術館に向かいました。

そこで熊本にも疎開された経験のある佐喜眞館長による講話を聞かせていただきました。

テーマは「生と死」。

佐喜眞美術館の常設展示の1つである

画家の丸木位里さんと妻である丸木俊との共作『沖縄戦の図』について解説されました。

生徒たちは、この絵とどう向き合ったのでしょうか。

真剣な眼差しで聴き入っていました。

 

次に米軍基地が一望できる道の駅かでなにて基地研修を受け、その後食事を取りました。

 

午後は、まず最初に沖縄の伝統芸能であるエイサー体験学習です。

指導を受けながら、威勢の良い掛け声と、それにともなうリズムに合わせて踊るエイサーは、

躍動感にあふれ、実に見ごたえがありました。

 

次は15世紀に築城された琉球王国時代の遺跡である座喜味城址での研修です。

2000年11月には首里城跡などとともに、「琉球王国のグスク及び関連遺産群

としてユネスコの世界文化遺産にも登録されている場所です。

その後、万座毛に移動し、沖縄の澄み切った海を堪能しました。

 

平和学習、体験学習、沖縄の歴史遺産、自然との触れ合いを通じて、

生徒たち一人ひとりが、様々なことを感じ取っているようでした。

[夕食をみんなでとり、3日目に備えます]

 

文責 田中

平成30年度 2学年修学旅行 初日

2019年2月6日

2月5日(火)午前9時に学校を出発し、阿蘇くまもと空港へ。

そして、昼過ぎに那覇空港に無事到着しました。

[空港を出て、バスで目的地向かいます]

 

まず向かうは糸数壕アブチラガマでの体験学習です(以下引用)。

ここは沖縄戦時、元々は糸数集落の避難指定壕でしたが、日本軍の陣地壕や倉庫として使用され、

戦場が南下するにつれて南風原陸軍病院の分室となりました。

軍医、看護婦、ひめゆり学徒隊が配属され、

全長270mのガマ内は600人以上の負傷兵で埋め尽くされました。

 

そして、次にひめゆり平和祈念資料館に到着しました。

私たち次世代に残したい事、伝えたい事。

故宮城喜久子さんの証言ビデオの講和の中で、このように話されていました。

「お金ではなく物でもない命の尊さ。平和が一番。」

生徒たちもみんな聴き入っていました。

生徒たちと同年代の少年少女たちが死と向き合いながら過ごした時間を

自分自身とかぶせながらそれぞれに何か感じていたようです。

[みんなで作った千羽鶴を寄贈しました]

[ひめゆりの塔に祈りを捧げました]

 

その後、糸満市内のホテルに到着し、一日目を終えました。

明日は、佐喜眞美術館や普天間基地、エイサー体験などを行う予定です。

 

文責 田中

平成30年度 2学年の修学旅行結団式が行われました

2019年2月4日

2月4日(月)1限目、本校多目的ホールにて2学年の修学旅行結団式が行われました。

 

今年度の修学旅行は3泊4日で沖縄に行きます。

総合的な学習の時間などを用いて準備を重ね、今日の結団式にいたりました。

      

      

 

         

修学旅行は家族や友人と行く旅行とは違います。

「学問を修め習うことを目的とした旅行」です。

まず、一人ひとりが文徳中学校の生徒であるという自覚と責任を持つことが大切です。

 

今回のスローガンは旅行を通じて、様々なことを自分自身に「プラスワン」していくことです。

日頃教室では学べないことを学び、よい思い出となる修学旅行を築き上げましょう。

 

明日はいよいよ出発です。

忘れ物が無いように確認をし、体調を整え、出発に備えましょう。

 

文責 吉田