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2021年4月10日
4月9日(金)10時から体育館メインアリーナにて、
第61回文徳高等学校入学式を、
そして14時より、多目的ホールにて、
第26回文徳中学校入学式を挙行しました。
昨年同様、中学・高校ともに換気の徹底や手指の消毒、
人数制限、時間短縮など、新型コロナウイルス感染対策を行い、
出席された皆様の協力もあり、厳粛な雰囲気の中で行うことが出来ました。
竹下文則校長先生からの式辞では、
「文徳の『文』は学問、『徳』は真っすぐな心という意味であり、
文徳中学校はグローバル社会で活躍し、
人類の発展に貢献する才能ある若者を育てるという
全人教育を建学の理念としている。
学校は学問を学ぶだけではなく、授業や学校行事、部活動など
すべての学校生活を通して、規律を守り、互いに助け合い、
認め合い、喜びや悲しみを分かち合うことが
どんなに大切で尊いものかということを学んでほしい。
周囲のために自分には何が出来るかを考え、
率先してそれを行動に移すことで
リーダーシップを発揮してほしい。」
と述べられました。
中山峰男理事長先生からの祝辞では、
1.本をたくさん読むことで、論理的なものの考え方を身につけてほしい。
2.人に感謝しながら、人の身になって考えることができる仁愛の心を育ててほしい。
3.今という時間を真剣に生きるために一日一日を大切にしてほしい。
という3つの大切なことを話していただきました。
若木利始文徳会会長からの祝辞では、
水泳の池江璃花子選手の活躍から
「諦めない気持ちの大切さと新入生の皆さんが持つ無限の可能性」
について話をしていただきました。
新入生宣誓では、代表者が
「友情を育みながら学校行事など積極的に挑戦していきます。」
と力強く宣誓してくれました。
[校長式辞] [理事長祝辞]
[来賓祝辞] [新入生宣誓]
式後は教室で担任の先生のもと、
クラスの求めるモットーや来週から始まる学校生活について説明がありました。
昨年度は緊急事態宣言の中での実施だったため、
入学式後は約2カ月の休校となりましたが、
今年度は子どもたちとともに学校生活を送ることができます。
コロナ禍の状況はいまだ続いておりますが、
感染症対策に取り組みながら、
日々子どもたちの成長を支えていきたいと思います。
文責 吉田
2021年4月8日
4月8日(木)、多目的ホールにて
令和3年度の新任式・1学期始業式を行いました。
新任式では校長先生より、
新たに文徳中学校に赴任された山下由美教頭先生と
高校部から異動された遠山孝治先生のお二人を紹介されました。
「皆さんと会えるのを楽しみにしていました。」
と山下教頭先生より挨拶の言葉をいただいた後、
「私たちも楽しみにしていました。これから私たちを温かく見守ってください。」
と生徒代表の今村さん(生徒会長)が歓迎の挨拶をしました。
新任式後は、1学期始業式に移り、
校長先生より訓話をいただきました。
初めに現在開催されているJAPAN SWIM 2021に出場している
池江璃花子選手の活躍について話されました。
約2年前に白血病にかかり、約10カ月の長い療養とその後のリハビリを経て、
3年ぶりに出場した日本選手権の100mバタフライで見事優勝。
優勝後のインタビューで「『努力は必ず報われるんだな』と思った。」
と述べたことに触れられ、コツコツと努力することの大切さを話されました。
次に、いまだコロナ禍が続く中で今出来ることは、
「マスクをつけ、手指消毒を行い、三密を避けるという努力を継続することである」
と話されました。
また、「あたり前のことをあたり前にやる(凡事徹底)」、
「周りの人と協働し、お互いを相乗効果で高め合うことが大切である。」、
「挨拶をすることで飛び交う温かい言葉や
掃除をすることで生まれるきれいな空間は学校には必要である。」、
と語られ、
「これらのことは、授業や部活に必ず反映される。」、
など、たくさんの大切なことを話していただきました。
そして最後に、
「失敗を恐れず、様々なことに挑戦することで人は成長する。
高い志を持って、中学校生活を送ろう」
と激励されました。
始業式終了後に、新担任の発表を山下教頭先生にしていただきました。
式後は大掃除、LHRを新担任のもとで行い、
今年度のスタートを切ることができました。
昨年度は1学期始業式、その翌日の入学式のあと、約2カ月の休校となりました。
しかし、昨年度様々な場面で新型コロナ感染対策を学ぶことができたおかげで、
明日以降も生徒たちとともに学校生活を送れます。
しっかりと感染対策をした上で、出来ることを出来る限りして、師弟一如で、
全員一丸となって、新たな文徳中を創り上げていきます。
文責 吉田
2021年3月20日
3月19日(金)14時より、本校4号館3階多目的室にて講演会を行いました。
本校でもモバイルデバイスの導入などを行う観点より、
情報教育の強化がより必要であると考え、
今回親子で参加する講演会を実施しました。
そこで講師として熊本県警察中央警察署生活安全課にご在籍されている
スクールサポーターの武満博美さん(次写真)をお招きしました。
講演会の演題は「SNSに起因する少年の非行犯罪の現状」。
コミュニケーションツールとして広く活用されているSNSですが、
その裏に潜む様々な危険性を実例を通じて、紹介していただきました。
そしてその実例を通じて、全体として伝えられていたのが、
携帯やスマホ、タブレットやPCなど情報通信機器の保持(支払い)をしているのは
あくまで保護者であり、子どもたちはそれを借りて使っている。
子どもたちはいつでも保護者から見られてよいような使い方をし、
保護者の方は子どもたちの通信機器の定期的なチェックを行い、
機器の管理をすることを強く仰っていました。
[生徒代表あいさつの様子]
現代社会は、情報通信機器の発展・普及にともない、
誰もがインターネットを手軽に使用できるようになり、
生活の利便性は大きく向上しました。
しかし、以前にはなかった問題や犯罪も多く発生しています。
子どもたちを危険から守るためには、子どもだけでなく、
周りの大人も正しい知識や道徳観を身につけなければなりません。
今後も情報モラルについて、子どもたちが学ぶ機会を増やしていきます。
各ご家庭でも、本日の学びを通じて、
子どもたちと一緒にあらためて情報通信機器の使用について考えてみてください。
文責 吉田
2021年3月19日
3月18日(金)午前中、本校多目的ホールにて3学期終業式を行いました。
式に先立ち、各種表彰を行いました。
コロナ禍の影響により表彰は紹介のみとなりました。
~読書奨励賞~
1位:井上将磨(2J) 2位:岩﨑菜奈愛(2J) 3位:矢幡日鞠(1J)
~1カ年皆勤賞~
1J:江森聖慶、椿原一葉、花田早羅、山下颯太、植原妃理、松尾穂香
2J:今村太紀、今村友紀、寺本裕、上田愛琴、工藤知優
高橋美杜、鶴田珠夕、平下直歩、古里江利奈、松本里朋
式開始後、最初に修了証授与が行われ、
1・2Jの代表がそれぞれ校長先生より受け取りました。
次に校長先生より訓話をいただきました。
最初に中学校全体の読書量について褒めていただいた後、
この1年間のコロナ禍の状況に触れられました。
2度目の緊急事態宣言後、感染状況は落ち着いてきてはいるものの
全体としての終息まではまだ時間がかかり、
日常の当たり前を行うためには、手洗い・消毒・マスク着用など、
継続的な努力が必要であることを話されました。
また、今年度コロナ禍の中でも、創意工夫を行い、
実施することができた文化発表会やスポーツ大会、百人一首大会に関して、
「よく頑張った!」との声をいただき、
よき伝統を引き継ぎつつ、さらに工夫を凝らしてほしいと期待を込められました。
お話をいただいた後、各学年の代表者が1年間の反省を述べ、
生活信条唱和、校歌静聴を行い、式を終えました。
終業式終了後は、引き続き退任式があり、
今年度退任される田中教頭先生を校長先生が紹介され、
田中先生よりお話をいただきました。
スペインの画家ゴヤやご自身の体験から
人と人との出会いの大切さを私たちに伝えていただきました。
お話の後に、生徒会長よりお別れの言葉、副会長より花束が贈られました。
式後に教務・生徒指導より春休みの過ごし方について諸連絡を行い、
その後は教室に戻って大掃除、そして1・2Jとしての最後のLHRを行いました。
各担任の先生方から、一人ひとりに通知表が渡され、
この1年間の様々な思いを文字や言葉にのせて、子どもたちの心に届けられました。
昨年3月より約3か月続いた休校期間より始まった今年度。
連続する土曜授業、中止・延期・活動制限された各種行事。
子どもたちにとって本当に大変だったと思います。
しかし、何をするにしても創意工夫が必要だったこの1年間を経験したことにより、
例年とはまた違う成長を見ることができました。
まだしばらくはコロナ禍の状況が続くと思われますが、
この経験を活かして、来年度もよりよい文徳中をみんなで築いていきましょう。
文責 吉田
2021年3月12日
3月12日(金)、本校1号館1階多目的ホールにて、
修了式(公立中学校でいう卒業式)を行いました。
コロナ禍での実施のため、感染防止対策を行い、
3年生と保護者のみの参加(在校生は家庭学習)となりました。
厳粛な雰囲気の中、円滑に進めることができ、
式を終えることができました。
[修了式当日の修了生入場の様子]
その後は教室に移動。
笑いあり、涙あり、感動ありのHRとなりました。
みんな誇らしげに、でも少し寂しそうな表情で帰路についたのが印象深かったです。
[修了式前日に在校生により飾り付けがされた3J教室の様子]
次の舞台でも文徳中学校で学んだことを活かし、
皆さんが活躍する姿を期待しています。
また、中学校から巣立つことになりますが、
皆さんにとって文徳中が母校であり、我が家です。
時々はこちらに羽を休めに来てくださいね。
みんないつでも待っていますよ。
文責 吉田