文徳中学校トップページ » 日々のできごと » 12月20日(金) 2学期終業式
2024年12月25日
2学期終業式を行いました。
学校長訓話で竹下校長は、まず生徒諸君の各種コンクール等での入賞への祝辞を述べられ、これからの健闘を讃えられました。
また連日報道されているウクライナ等での軍事衝突や、被爆者の立場から核兵器廃絶を訴えてきた日本原水爆被害者団体協議会のノーベル平和賞受賞について言及され、核兵器のない平和な世界の訪れを願われました。
学校行事に関しては、「2学期はスポーツフェスタや芸術鑑賞会、文化祭、人権教育講話など多くの行事がありましたが、一人一人がリーダーシップを発揮し、自分にできることを考え、自ら行動してくれました」と励ましの言葉がありました。
また、最近感動したことの一つとして、連続ドラマ化にもなった「宙わたる教室」という本を紹介されました。本のあらすじをもとに、できない理由を探すのではなく、自分の得意を伸ばすことはとても人生を豊かにすることであると生徒諸君に伝えられました。また登場する教師の姿から、教師は生徒をやる気にさせる言動を行い、決して決めつけずに生徒と接することが大切であるとお話されていました。
加えて、世界でも幸福度の高い国としても知られるスウェーデンで、「In case of crisis or war(危機や戦争に備えて)」というタイトルのパンフレットが配布されていることに言及されました。軍事侵攻や自然災害という問題について地球規模で考え、危機意識を持ち、日常的な備えをする必要があると呼びかけられました。
最後に、「年末には家族の一員として家の手伝い等に進んで取り組みましょう。一年の計は元旦にあり。今年の振り返りを行い、次の一年に向けた計画、目標を考え、来る2025年を希望に満ちた年になるよう全力でやり抜きましょう」と、生徒諸君への激励の言葉で締めくくられました。
その後、各学年から代表生徒1名が2学期の反省をそれぞれ発表しました。