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【図書館だより】2024年10月3日
『斜陽』 太宰治/著
敗戦後の没落貴族の生き様を描いた作品で、世間知らずが世間知らずであることを肯定しているかのようで、とても読み応えのある一冊となっています。
図書委員(2年 匿名希望)
【図書館だより】2024年10月2日
『君の顔では泣けない』 君嶋彼方/著
高校1年の坂平陸は、体育の授業中、同級生の水村まなみと一緒にプールの中に落ちてしまいます。しかもそのことがきっかけで、彼女と体が入れ替わってしまいました。人間関係も、生理現象も。
この本のおすすめポイントは、物語が、入れ替わりの15年後から始まるということです。……と、言うことは……。
リアルな心理描写で書かれているので、ぜひ読んでみてください。
図書委員(1年 匿名希望)
【図書館だより】2024年10月1日
『君がくれた1/2の奇跡』 いぬじゅん/著
高二の春、片想いをしていた翔琉に告白をされた紗菜。けれど幸せは一転、翔琉が事故にあって死んでしまう。想いを伝えられずに後悔していると、翔琉が事故に遭う前に時間が戻った。
生きる希望を与えてくれる、毎日がかけがえのないものなのだと気づかさせてくれる本です。
図書委員(1年 匿名希望)
【図書館だより】2024年9月30日
暑さが和らぎ、ようやく秋の気配を感じるようになってきました。
秋といえば、イメージするものが沢山ある季節です。
スポーツや食べ物、そして読書。
「読書の秋」とはいうものの、
興味のない分野の本をじっくり読むことが難しい人も多いかもしれません。
図書室には小説が最も多く並んでいますが、
それ以外の分野の本もたくさんあります。
新刊の中から紹介すると、
・『最新テニスの栄養学 ‐ 勝つための“食”戦略』高橋文子著(2022,ベースボール・マガジン社)
・『明日、シカに会いに行こう ‐ 奈良公園で見つけた幸せのかたち』佐藤和斗著(2022,青菁社)
・『描きテク! 幻想的な背景を描く ‐ 緻密なドロウイングで創るリアルな異空間』六七質著(2022,誠文堂新光社)
他にも、天気に関する本や、SDGsに関する本などもありますよ。
今週は読書週間です。
是非立ち寄って、自分の興味のある分野の本を探してみてくださいね。
PDF版はこちらから >> 図書室だより 令和6年度第2号
【図書館だより】2024年9月20日
『あと少し、もう少し』 瀬尾まいこ/著
中学校生活最後の駅伝大会に向け意気込んでいたが、顧問が移動となり、代わりにやってきたのは陸上について何の知識もない美術教師。頼りない顧問と寄せ集めのメンバーが県大会を目指してタスキを繋ぐ、熱い青春小説です!!
話の内容が1区から6区に分かれていて、区ごとに話の主人公が変わるというおもしろい構成で読み始めたら止まりません。ぜひ読んでみてください。
図書委員(2年 匿名希望)
【図書館だより】2024年9月19日
『精霊の守り人』 上橋菜穂子/著
舞台は、異界と人の世界が交錯する世界。新ヨゴ皇国の第二皇子チャグムは、その身に「おそろしいモノ」を宿したため、父である帝によって暗殺されそうになっていた。そこで、母二ノ妃が腕利きの用心棒・バルサにチャグムを守るように依頼した。そしてバルサはチャグムを守りながら旅をすることになった。
図書委員(3年 匿名希望)
【図書館だより】2024年9月18日
『恥知らずのパープルヘイズ』 上遠野浩平/著,荒木飛呂彦/原作
この本は、『ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風』の後日談です。
5部の登場人物たちの過去のエピソードの掘り下げなど、原作では語られなかった部分などが描かれています。
まずは原作を見てから、この小説を読むのをおすすめします!
図書委員(2年 匿名希望)
【図書館だより】2024年9月17日
『わたしの美しい庭』 凪良ゆう/著
マンションの屋上庭園の奥にある断ち物の神様が祀られた小さな神社に訪れる、様々な「生きづらさ」を抱えた人たちと、そのマンションに住む「わたし」の話。
本屋大賞を2回受賞した作家、凪良ゆうによる感動作。読みやすく惹きこまれる文章で、内容もすごく面白いので、是非読んでみてください。
図書委員(1年 匿名希望)