学校法人 文徳学園 文徳高等学校・文徳中学校

図書館だより のブログ

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過去と現在 そして未来へと継ぐ手紙

【図書館だより】2021年5月20日

「ナミヤ雑貨店の奇蹟」   東野圭吾

 悪事を働いた少年3人が逃げ込んだ古い家は、かつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちて来た。3人は戸惑いながらも当時の店主 浪矢雄治の代わりの返事を書く。次第に明らかになる秘密。なぜ3人が悪事を起こしたのか。ぜひ、読んでみてください。

図書委員会   1JS2 徳永泰造

自分の在り方に悩んでいる君へ

【図書館だより】2021年5月19日

「僕とおじいちゃんと魔法の塔」   香月日輪

 この本は、最初現実的な本だと思って手に取ってみましたが、途中から展開が変わり、ファンタジーになります。主人公の子がいろんな人と出会い、自分をどんどん変えていくというストーリーでとても考えさせられる作品になっています。

図書委員会   2F1 田上開晟

弱小藩に待つ運命は・・・

【図書館だより】2021年5月15日

「超高速!参勤交代」   土橋章宏

 江戸時代、8代将軍徳川吉宗のころ、陸奥国磐城の湯長谷藩の藩主 内藤政醇は、江戸へ5日のうちに参勤せよとの命を受ける。弱小藩である湯長谷藩は果たして5日で参勤することができるのだろうか。

図書委員会   3JS2 嶋津慧

過去と現在と未来

【図書館だより】2021年5月14日

「どこよりも遠い場所にいる君へ」   阿部暁子

 ある秘密を抱えた月ヶ瀬和希は、知り合いのいない離島の采岐高校に進学した。采岐島には「神隠しの入り江」と呼ばれる場所がある。夏の初め、和希は神隠しの入り江で少女が倒れているのを発見する。身元不明の少女はなぜ倒れていたのか。どこから来たのか。物語のラストにタイトルの意味を理解する。

図書委員会   3JS2 野田さくら

みんなで長い距離を歩く ただそれだけなのに どうしてこんなにワクワクするんだろう

【図書館だより】2021年5月13日

「夜のピクニック」   恩田陸

 修学旅行でついつい夜遅くまで話し込んでしまうなど夜には不思議な力があります。そんな夜に高校最後のイベント、24時間歩くという過酷な「歩行祭」を心にわだかまりを抱えたままむかえた貴子と融。貴子のある「賭け」がささやかな奇跡を呼び起こします。

図書委員会   2JSS 藤原吟汰郎

常識では考えられない設定とそこで揺れ動く人間のリアルな心情がおもしろい!!

【図書館だより】2021年5月12日

「秘密」   東野圭吾

 杉田平介の妻 直子と小学5年生の娘 藻奈美の2人を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは死んだはずの妻だった。その日から杉田家の切なく奇妙な”秘密”の生活が始まった。相手の幸せを願うゆえに、それぞれの秘密を自分の中だけに抱え続ける決意をする姿に、互いへの愛情が感じられ感動します。

図書委員会   3JSS 福島圭織

残酷なクライマックスにおどろかされる作品!

【図書館だより】2021年5月11日

「青くて痛くて脆い」   住野よる

 人に不用意に近づきすぎないことを信条にしていた僕は、空気の読めない発言をし浮いていた秋好寿乃に出会った。二人で「モアイ」という秘密結社を結成した。それから3年、あの時将来を語り合った秋好はもういない。クライマックスが残酷すぎるが、他の作品にはない終わり方なので、読んでいてワクワクさせられる作品です。

図書委員会   3年

家族のカタチ

【図書館だより】2021年5月10日

「そしてバトンは渡された」   瀬尾まいこ

 家族の形態が17年間で7回も変わった少女の物語です。親がたくさん変わり、4回も名字が変わっても、彼女はずっと愛されていました。「血のつながりだけが家族ではない。血のつながりがなくても、そこには愛があり、家族がある」ことを実感させられる、心温まる1冊です。

図書委員会   3年