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夏場の畑仕事~小暑~

【女子ソフトテニス部】2024年8月11日

チーム坂本、側枝をしっかり伸ばします

植物において、側枝(そくし)とは主幹から分岐する枝で、太陽光を効率よく受けて繁殖力を高めるために不可欠です。しばらくするとこの側枝は適度に剪定を行います。主幹が成長するのに必要な栄養が側枝に分散するのを防ぎ、他の枝や葉などの重要な部分に行き渡るようにするためです。これにより病害虫の予防や風通しの改善に繋がり、植物の生命活動を活発にします。

高校総体が終わって1ヶ月。新チームはここから6週連続で大会に参加させて頂きました。蒔いた種からわずかに出た芽を大切に育てた夏。子どもたちの畑仕事の様子を綴ります。

 

≪1戦目:7/6(土)八代新人(団体)@八代市テニスコート≫  温風至

予選リーグで福岡西陵高校に1-②、宇土高校に③-0でリーグ2位となり決勝トーナメントには進めませんでした。6月末の定期考査に向けて総体後から長期のオフを挟んでの大会。部活も勉強もメリハリをつけて取り組む。練習不足は否めませんが、その中でもベストの試合ができるように、そしてそこで新たな発見をするように臨んでいます。

 

≪2戦目:7/13(土)八代新人(個人) @八代市テニスコート≫  蓮始開

7月に入り、県内でも感染症の波が再来。うちの部でもその影響を受け、3ペアでの出場に。さらにこの日は雷雨による荒天のため、試合は途中打ち切りになりました。結果としては

 

1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 準々決勝
坂本・田村 上天草④-2 済々黌④-2 翔陽④-2 誠修1-④
吉元・原田 熊本商業0-④
前村・松波 ルーテル④ー2 誠修2-④

 

で坂本・田村がベスト8でした。天候による中断で攻め切れていた集中力が切れてしまったり、始めからネガティブなマインドで試合に入ってしまったりと、持っている技術を出し切れないことは悔やまれます。準備不足で芽を枯らさないように。

 

≪3戦目:7/21(日) 体育堂杯(団体)@運動公園メインコート≫  鷹乃学習

キャプテンの坂本が不在で1年生のみでの参加でしたが、チームの精神的支柱がいない状況が1年生にどういった影響を与えるか、一つの検証でもありました。

 

先日行われた体育堂杯ではキャプテンがおらず初めて1年生だけでの団体戦でしたが3位という結果を残すことが出来ました。個人で見てみると守らないといけないときに守れていなかったり攻めなきゃいけないときに攻めれていなかったりなどが多々ありました。また3試合の中で一人一人課題を見つけるとことができたのでこの夏練習で自分たちの課題を克服できるようがんばります。 

1年代表 原田

 

予選リーグでは、必由館高校に③-0、天草高校に②-1で勝利し、決勝トーナメントに進みましたがこの2試合ではっきりとした課題がまた1つ。全員が相手に合わせてしまい、自分たちのプレーができないこと。打ってこない相手に対しては自分たちのやりたいプレーができるのに対して、しっかりと打ち込んでくる相手には全て後手後手。できるときにやるのは再現性を確認する上で大事ですが、1つレベルが上がった途端にそれができなくなる。考える余裕がなくなるとこうなります。まさに1年生の勉強の場となりました。吉元は逆クロス展開の作り方を気にするようになったようです。自分から打って作るのと、相手に打たせて作る展開の違い。しっかりと芽を育てようとしてます。

 

 

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