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夏場の畑仕事~大暑~

【女子ソフトテニス部】2024年8月11日

真の敵は己の中にあり

私が小学生の頃に所属していたバスケットボール部のスローガンでした。勉強でもスポーツでも、まずは自分に負けないこと。そこが勝負に勝つ第一歩です。ここから後半戦に突入です。試合毎に生徒に起こる変化が楽しみにしています。

 

≪4戦目:7/28(日) 高校生夏季選手権大会(個人)@蛇ケ谷公園テニスコート≫ 土潤溽暑

全員が少しずつやりたいことをはっきりと言語化して、実際にチャレンジしていってます。試合の後にどんな試合・展開を作りたかったか自分たちの考えを言えるようになってきました。前村は後衛前のロブの有用性に気付いたようです。住永と池田はダブル後衛の際、オフザボールのときのポジションをかなり意識して試合に臨んでいました。新しい武器を身につけても磨き続けなければ刃先は錆びてしまうものです。実践あるのみ。結果は以下の通りです。

【予選リーグ】

坂本・原田 筑紫台④-0 玉名④-0
前村・田村 第二④-1 筑紫台④-2 九州学院④-0
吉元・松波 北稜④-0 宇土④-0 玉名④-0
住永・池田 天草0-④ 熊本商業0-④ 玉名・専大熊本④-1

 

【決勝トーナメント】

1回戦 準々決勝
坂本・原田 熊本商業3-④(F5-⑦)
前村・田村 第一3-④(F7-⑨)
吉元・松波 筑紫台2-④

 

あと少しの詰めの部分がで取り切れない。上位グループで戦うにはここで勝ち切る強さを身につけないといけません。緊張感のある試合で接戦の経験値をまた一つ手に入れました。梅雨も明けて唸るような暑さが到来しましたが、普段の練習もあってか、暑さに対して連戦をこなす程の身体は鍛えられているようです。あとは試合後半の集中力の維持が課題です。

 

≪5戦目:8/3(土),4(日) 高校1年生大会(個人)@運動公園メインコート≫ 大雨時行

高校ソフトテニスの歴は横並び、高校総体と多くの試合をしてきた中でどれだけ成長したかが試される試合です。今年度は少し前までのトーナメント制に戻しての実施となりました。リーグとは違って負けたら終わり。各自しっかり準備をして臨みました。結果は以下の通りです。

1回戦 2回戦 3回戦 4回戦
前村・田村 第二④-1 済々黌④-3 第一3-④(F5-⑦)
吉元・原田 ルーテル④-1 熊本中央0-④
住永・松波 翔陽3-④(F3-⑦)
池田(熊本北と混成) 大津④-3 済々黌0-④

 

     

先日行われた1年生大会ではペアでしっかり考えながらゲームを進めることができました。自分がリードしているとき守りにいってしまい、攻めきることができませんでした。今回の試合では後衛前ロブを出す大切さを学ぶことができました。これからの試合でも大切なことを1つ1つ見つけていきたいです。大事な場面でミスをしてしまうので日頃の練習からカウントを意識し取り組みたいです。自分達の課題をそれぞれが見つけることができたのでこれからの練習に活かし新人戦に向けチームみんなで高め合っていきたいです。

1年代表 前村

 

2日目に残ったのは前村・田村のみでベスト16でしたが、G3-0からの逆転負け。しかも前回と同じ相手でファイナルも全く同じ5-4から。住永・松波もG3-0から相手のミスを待って受けに回ってしまいました。他にも、対戦相手に委縮してしまい試合前から後ろ向きに入ってしまうなど、勝負の場での攻めの気持ちがまだまだ足りませんでした。相手と戦う前に自分との戦いに負けない、どれだけ自分に厳しくなれるかが本当の勝負所での強さになります。「攻撃は最大の防御」という言葉にもあるように「守る=受ける」ではネガティブなプレーになることが多いため、「守る=攻めにくくさせる」という意識を前にシフトしていくこと。ここぞというときには技術よりも気持ちの面が大きな要因となりがちです。しんどい時こそクレバーに徹することが求められ、相手の心境をも考えて自信のある一手で勝負する「2人で1点」を実践できるようになりたいとつくづく実感させられました。残すは締めくくりの第6戦。ここまでの試合で見つけたこと、考えたことを初めての場でどれだけアクションに移せるか、この夏最後の学びの場です。

 

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