文徳高等学校トップページ » 文徳ing
2015年04月10日
4月9日は、新入生433名を迎えての、第55回入学式でした。
開式の後、国歌斉唱・入学許可・学校長式辞・理事長祝辞・来賓の園田文徳会会長挨拶・来賓紹介・祝詞祝電披露・中越くん(4J文徳中)の新入生宣誓で式は終了しました。
閉式後は、保護者代表挨拶・校歌紹介・職員紹介が行われ、新入生は教室へ移動しました。保護者に対しては生徒指導部・学年主任からの連絡とJTBより修学旅行についての説明が行われました。各教室での学級開きが行われた後は、教科書購入と体操服や定期券を受け取りこの日の日程は終了しました。
学校長式辞の要旨をご紹介します。
「校名である『文徳』の『文』は学問、『徳』は真っ直ぐな心という意味があります。また、校歌の一説には『英知を磨いてたゆまず励む』『真理を求めてひたすら進む』『未来を見つめて日本を興す』と書かれています。いずれも、学問によって自らを教化し、人を感化できるような豊かな人間性を培ってほしいという願いが込められています。私たち教職員は、『叶えます 貴方の夢』『鍛えます 体・徳・智』を合言葉にして、みなさんを日本一『あたまの良い子』に育てたいと思っています。それは勉強ができるから頭が良いと言っているのではありません。『あ』は、明るい挨拶のできる人、温かい言葉のある人。『た』は、逞しい体力と確かな学力のある人。『ま』まっすぐな心で前向きに行動できる人。これが文徳学園で育てたい『あたま』です。そこで『あたま』を良くするために心がけてほしいことを二つ話します。一つめは、近道をせず、失敗しても良いから何事も勇気をもって挑戦するということです。人生は苦労して初めて思い出や喜びがあります。自分が頑張った分だけ自分の人生が華やいだ幸せに満ち溢れたものになります。みなさんは、この文徳高校で様々な困難に直面することでしょう。しかし、その困難に立ち向かうことが思い出や成長の糧となるのです。みなさんの中には、本校が第一志望でなかった人もいるでしょうが、自暴自棄になったり、後ろ向きになって近道を探すことは避けてください。みなさんと同じ公立高校不合格という失意をバネにして、気持ちを切り替えて新たな目標に向かって立ち向かった先輩が沢山います。今年も東京大学・大阪大学・熊本大学医学部医学科への合格をはじめ、上場企業への就職などの大願を成就しました。個人の適性は初めから備わっているのではなく、行動し体験する中で才能や特技に気づくものです。大切なことは失敗しないことではなく、自らの意思で何かを始め継続することです。5年先、10年先に世間から必要とされる人材に成長してください。二つめは、規律ある行動をとるということです。集団生活を営む上で、私たちはひとりひとりの自由や幸せを実施するために規律を作り、それを守ることは人類が作り出した知恵なのです。時間を守る。さわやかな声で挨拶をする。物を大切に扱う。人をいじめない。これらは学力や能力に関係なく誰にでも簡単にできることです。また本校では携帯電話の校内持ち込みを禁止しています。メールより人と人との触れ合いの中から自他の成長を学んでほしいからです。一人一人が規律を守り、品性を備えた行動をすることで、学校全体に文化の香りが生まれてきます。ありがとう、ごめんなさいが自然と出るようになったとき、周りから信頼される人間になれるのです。自分の行動を律し、自立した人間を目指して集団生活を送ってください。みなさんはこれからの3年間で大きく変身してほしいと思います。文徳高校は人生を生き抜く体力・気力・学力を身につける道場です。学校は勉強することと同時に、様々な活動を通して友達を作り、互いに切磋琢磨しながら長い人生を支えあう強い絆の友情が生まれることを期待します。具体的な目標を設定し、頑張れ自分と自らを励ましながら自分の能力に磨きをかけてほしいと思います。日本一元気で楽しく、夢と希望にあふれる学園を目指してみんなで頑張りましょう。」
2015年04月09日
4月8日に、新任式と始業式が行われ新年度がスタートしました。
表彰披露の後、9名の新任の先生が紹介されました。始業式では、学校長訓話、生活信条唱和、校歌斉唱に続いて、職員紹介で担任発表も行われました。
学校長訓話の要旨をご紹介します。
「実習棟が完成し、同窓会の淵徳会から3Dプリンターも寄贈していただきました。新しい実習棟で、より快適で効率的な授業ができると思います。これから旧校舎の解体作業が始まり、駐輪場で不自由な状態が続きます。雨が降る時は雑巾でサドルを拭けるように準備するなどを考えて工夫してほしいと思います。『初心忘るべからず』という言葉があります。年度当初などの節目の初心を、時々思い出し、自分の5年後、10年後の夢は何だったかを振り返ってください。初心が挫折する場合もあります。そんな時は何故実現できなかったのかを考えてください。新任の先生の挨拶で、筍は1日で30Cm伸びる。それは筍が自分で伸びようとするからだというお話がありました。自分の可能性を伸ばすのも、つぶすのも自分次第です。本校では『叶えようあなたの夢。鍛えよう体徳智』という目標で職員全体がみんなを応援しています。しかし、みんなの伸びようという気持ちがなければ、学校の支援が無駄になります。親や先生の気持ちを考えて、行動してほしいと思います。日本ロケットの父といわれる糸川英夫氏が、『98プラス2の法則』ということをおっしゃっていました。98%は今日明日のことに使うが、2%は10年または20年先のために使うということです。糸川氏はこの2%があったからロケットが成功したと述べられています。物事を成し遂げるにはこの2%が大切です。2%は1日では30分弱です。この30分を、5年後・10年後・20年後を考えることに使ってほしいと思います。学校生活を支えるのは『あたま』です。学力だけでなく、『あなたがいるから たのしいよ また明日会おうね』という事ができる思いやりのある仲間づくりをして、素晴らしい学校にしていきましょう。」
2015年04月08日
春休みを返上して毎日練習を重ねてきた応援団リーダーの練習を、4月6日に取材してきました。練習を始めた当初は、演武を覚えるのに苦労していたリーダーも、本番を意識して時間を計りながらの練習までになっていました。4月29日の体育大会本番には、力強い演舞を披露してくれるものと思います。
2015年04月07日
3月21日は新入生招集でした。仮クラスを確認して着席後、教頭挨拶、事務部より校納金等の説明、保健部より健康管理や提出書類についての説明、生徒指導部より本校の指導方針や高校生活についての諸注意などの後、理工科は専攻分けについての説明後、普通科は全体会終了後に物品を購入していただきました。
4月9日の入学式に、真新しい制服に身を包み、希望にあふれた新入生を待っています。