文徳高等学校トップページ » 文徳ing
2015年07月13日
6月25日に、開校記念講演会が行われました。講演は「面白く生きよう」と題して、薬師寺執事の大谷徹奘氏にお話しいただきました。生徒を壇上に招き、ボールを投げて受け取らせたり、野球をやっている時の顔と、嫌いな授業を受けている時の態度を比べたりしていただくことで、生徒たちはリラックスしながらも、集中して話を聞いていたようです。
講演の要旨をご紹介します。
私と個人的にまた会う人もあるかもしれませんが、このメンバーでの出会いは一生で一度です。また、今日会えるのは平和だからです。今日みんなと学べることに感謝します。
薬師寺は、葬儀は取り行いません。生きた人間が相手だからです。雨が降る時に、雨をどう捉えるかは自分の問題です。このような事を今日の出会いで考えてもらえればと思います。
学生の時、「面倒」だという言葉をよく使っていました。「面倒」は「面(つら)が倒れる」と読めます。学生時代の数学の時間に、私は授業が早く終わらないかと考えていました。傍を見ると、目をキラキラさせて授業を受けている友達がいました。テストでは、彼が100点、私は9点でした。「面白い」の「白」は、「明るい」という意味です。100点をとった彼は、数学が面白く明るい顔をしていたのです。面白いと感じると、いろいろなものが拾えます。
私は17歳で、薬師寺の修業を始めました。修業を始めて3年間で寺を3回逃げ出しました。自分の意志で薬師寺に来たのに、苦しいこと、辛いことに出会うと文句を言います。私と同じ年に5名が薬師寺で修業を始めましたが、10年経つと私しか残っていませんでした。3回目に逃げ出した後、「運命」という言葉に出会いました。紙に「運命」と書いて何度も見つめていると、文字を逆にすると「命を運ぶ」と読める事に気付きました。そして誰が運ぶのだろうと考えていると、運転手は自分だと気付きました。「命を運ぶで、運命。その運転手は自分」です。
私は、刑務所の受刑者と面接をすることがあります。ある時、26歳の青年から面接希望が出されました。彼は連続強姦で服役していました。一流の学校を卒業して町の役人になり26歳で係長になった、親からすれば最高の息子でした。彼は自分の夢はありましたが、親の言うとおりのレールに従っていました。子供の頃に親に押さえつけられていたため、自分より弱いものを押さえつけたかったから罪を犯したのです。自分の夢を追いかけ、自分で選んだ道を進んでください。自分で選んだことには耐えられます。好きな事を追いかけていると扉は開きます。
「生命」の「生」という字は、地面から植物が生えている様子を表しています。高校生には可能性があります。面白いことにだけ顔を向けて、そうでないことには顔をそむけていてはいけません。「花の咲かない冬の日は、下へ下へと根を伸ばせ」という言葉があります。自分の手を動かす事ができるのは、自分だけです。面白いと思ったら顔が上がります。面白く生きていってください。
2015年07月10日
2015年07月09日
2015年07月08日
6月20日に、3年生の就職希望者51名を対象に「就職セミナーを開催しました。熊本時習館夢の道しるべ事業の一環で、講師は、キャリアコンサルタントの武富祐子氏においでいただきました。
セミナーは、「社会に出た時の『生き方』を自分で選択決定できるように自分の『考え・大切にしたいこと』を確かめる」をテーマとして行われました。未来を生き抜く力として、主体性・働きかけ力・実行力・課題発見力・計画力・創造力・発信力・傾聴力・柔軟性・情況把握力・規律性・ストレスコントロール力が基礎力であり、どのような環境で、どのように生きるかを自分で選択しなければならないということから始まり、企業は、関連企業や提携企業と取引して事業を進めている。雇用形態と給与体系、業種別40歳平均年収、給与明細から保険料や税金がどの程度差し引かれるかなどの給与面と、1人暮らしで必要経費にいくらぐらいかかるかという経済的な面。どんな職場環境、組織風土で働きたいか、人間関係をよくするためのコミュニケーション力。会社を選ぶポイントなど多岐にわたってお話いただきました。
参加した生徒は、社会人として働くことのイメージが、より明確になった事と思います。
2015年07月07日