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2022年03月28日
3月18日(金)に終業式を実施しました。
朝のホームルームを終えると、大掃除に取り組み、その後体育館に集まりました。
式に先立って表彰披露を行い、冬休みから今までに行われた大会やコンテスト等で受賞した生徒や、1年間の皆勤賞の表彰を行いました。
表彰披露が終わると、終業式を実施しました。
終業式は学校長訓話、生活信条唱和、校歌静聴の順番で行いました。
終業式が終わると、最後に退任式を行いました。退任される先生方にステージに登壇していただき、おひとりづづお別れのお言葉を頂戴しました。別れを惜しみつつも、生徒のことと文徳高校のことを想っていただいた温かいお言葉でした。
式後には教室に戻り、最後のロングホームルームを行いました。
2022年03月19日
令和4年2月28日に、うららかな春の空の下、第61回卒業証書授与式を挙行しました。コロナ禍における3度目の卒業式となり、本年もご家庭からの保護者の参加は1名に限定させていただきつつ、ライブ配信を行いました。
9時35分に、担任の先生に先導されて卒業生たちが入場しました。
開会の辞、君が代静聴に続き、卒業証書授与。普通科284名の総代は財津さん(3JS4山鹿中)、理工科84名の総代は赤星くん(3T2竜北中)が立派に務めてくれました。
学校長式辞では、竹下学校長より、「1年生の終わりからコロナウイルス感染症が流行し、2年生・3年生では様々な行事が中止となる中、クラスマッチのドッヂビー競技を生徒たちで企画したことをはじめ、厳しい制約の中、前向きに、どうしたらできるかを考えたチャレンジ精神旺盛のたくましい学年だ」と、卒業生を称える言葉がありました。そして、「昨年の大河ドラマの主人公、渋沢栄一の著書『論語と算盤』の中の言葉『自ら箸を取れ』のように、何かをしようとする人は、自ら積極的に動くことが大事である。些細なことでも軽蔑することなく、勤勉に向かっていくことを心がけるべきだ。これから先、幾度となくやってくる人生の選択の時に、いかに社会に貢献するかを考え、自ら箸を取り、道を切り開いてください」と励ましが送られました。
理事長祝辞では、中山理事長より、「これから迎える近未来社会は人類の危機が迫る時でもある。これから短期間で遂げられるであろう社会変革に、主体的に参画してほしい。これまでの歴史でも、社会変革のエンジンは常に若者が担ってきた。豊かで持続可能な社会実現を目指してほしい。そして、ノーベル賞物理学賞受賞の真鍋淑郎さんの若者への言葉を引き、『かっこいい仕事を求めるのでなく、自分の得意とするもの、好奇心を満たすものを求めるべきだ』」と述べられました。
文徳会会長の仲田広敬様の祝辞では、「予想もしなかったコロナ禍の高校生活の中で、不安と期待の繰り返しを乗り越えてきた卒業生の皆さんに敬意を表します。新しい創意工夫を繰り返してきたことは、必ずこれからの人生にプラスになるはず。同世代の大谷選手や将棋の藤井聡太さんのように、謙虚に、努力を惜しまず、上へ上へ目指して行ってほしい」とのお言葉がありました。
祝詞祝電披露に続き、表彰状授与では、吉野さん(3JSS文徳中)が熊本県知事賞を受賞しました。続いて在校生代表、生徒会長の橋本くん(2T2文徳中)が「コロナ禍での制限された高校生活の中で、できることを一生懸命やっておられた先輩方の姿は輝いていました。先輩方の諦めない姿勢を今後の指針として、私たち在校生も進路実現に全力を尽くしたい」と送辞を述べました。そして、卒業生答辞を述べたのは、今井さん(3JS3熊大附属中)です。1年時の学校行事を振り返り、2年時からコロナウイルスの感染拡大により、当たり前を維持しようとしている人たちへの感謝を知ったことを語りました。その後、薬学部へ進むため、医療従事者としての使命感を持って学びに向かう決意を述べました。最後に、卒業生、在校生、先生方、両親への感謝の言葉を、しっかりと述べ、答辞を閉じました。「自分のことを見てくれる人は必ずいるので、巡り合った縁を大切にしてほしい」という在校生へのメッセージは、ぜひ心に留めておきたいものです。
式後の行事では、代表として前生徒会長宮崎くん(3F3住吉中)より、記念品として4Kプロジェクターが贈られました。保護者代表植原修徳様の謝辞には、卒業生への思い、先生方への感謝の思いが溢れていました。
最後に卒業生が退場し、無事に式を終了することができました。卒業生の皆さんの希望に満ちた門出を心から祝福します。ご卒業おめでとうございます。