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2015年07月16日
7月1日に、理工科専門コースの生徒を対象に「職業セミナー」を開催しました。講師には、富士フイルム九州株式会社総務課長の入江孝典氏をお迎えして「働くということ」と題して講話いただきました。
講話では、60歳定年で計算すると42年間が会社で働く時間であるため、職場生活がいかに重要かということから、会社経営の目的は、会社利益の確保だけでなく、社会進歩への貢献も含まれること。「我が物と思えば軽し笠の雪」という句が示すように、仕事とは思考を変えて相手の立場に立って物事を考えるもの。職場は仕事で評価され、男女平等で、女性が活躍できる場。企業では、安全第一、品質第二、生産第三であり、安全衛生が重要。仕事の負荷や職場の対人関係でのストレスなどに対するメンタルヘルスも重要であり、お互いに認め合い、言葉だけでなく、態度や活字で自分から積極的に接することが大切。企業は、資格ではなく実績を求めているため、戦略的に人生を考えることが必要。などの内容をお話しいただきました。
企業の方の実体験に基づくお話を伺うことができ、生徒たちは仕事をするという事のイメージがつかめたようでした。
2015年07月15日
6月28日に、南部総合スポーツセンター弓道場でおこなわれた「第18回熊本市弓道大会」団体戦において、女子団体Aチームと、男子団体Aチームが優勝しました。また、女子個人戦では、久田さん(1S3小川中)が2位、男子個人では、園田くん(1S3七城中)が2位、中村くん(2F5小川中)が3位でした。
団体戦のメンバーは次のとおりです。
女子団体Aチーム
松田さん(2F3江原中)、中村さん(1S3小川中)(中)、田尻さん(2JS2飽田中)
男子団体Aチーム
下田くん(2JS1井芹中)、千原くん(2F1三角中) 、藪田くん(2F5京陵中)
2015年07月14日
7月4・5日に、福岡工業大学で行われた「九州地区中学・高校ディベート選手権大会(ディベート甲子園九州地区予選)」高校の部に九州地区から18チームが参加し、本校は予選を1位で通過、決勝トーナメントでは、昭和薬科大付属高校を2-1で破りましたが、小倉高校に1-2で惜しくも敗れ、3位決定戦で修猷館高校を下して3位となり、全国大会出場の権利を手にしました。今大会出場に当たっては、今年卒業したディベート同好会OBの久島君(東京大学)と田中君(熊本大学)が、前日から福岡に泊まり込み、後輩たちの指導にあたってくれました。
メンバーは次の5名です。
髙本くん(2JSS文徳中)
大下くん(2JSS熊大附属中)
淵上さん(2JSS愛知神丘中)
池部くん(2JSS文徳中)
有田くん(1SS県立八代中)
2015年07月13日
6月25日に、開校記念講演会が行われました。講演は「面白く生きよう」と題して、薬師寺執事の大谷徹奘氏にお話しいただきました。生徒を壇上に招き、ボールを投げて受け取らせたり、野球をやっている時の顔と、嫌いな授業を受けている時の態度を比べたりしていただくことで、生徒たちはリラックスしながらも、集中して話を聞いていたようです。
講演の要旨をご紹介します。
私と個人的にまた会う人もあるかもしれませんが、このメンバーでの出会いは一生で一度です。また、今日会えるのは平和だからです。今日みんなと学べることに感謝します。
薬師寺は、葬儀は取り行いません。生きた人間が相手だからです。雨が降る時に、雨をどう捉えるかは自分の問題です。このような事を今日の出会いで考えてもらえればと思います。
学生の時、「面倒」だという言葉をよく使っていました。「面倒」は「面(つら)が倒れる」と読めます。学生時代の数学の時間に、私は授業が早く終わらないかと考えていました。傍を見ると、目をキラキラさせて授業を受けている友達がいました。テストでは、彼が100点、私は9点でした。「面白い」の「白」は、「明るい」という意味です。100点をとった彼は、数学が面白く明るい顔をしていたのです。面白いと感じると、いろいろなものが拾えます。
私は17歳で、薬師寺の修業を始めました。修業を始めて3年間で寺を3回逃げ出しました。自分の意志で薬師寺に来たのに、苦しいこと、辛いことに出会うと文句を言います。私と同じ年に5名が薬師寺で修業を始めましたが、10年経つと私しか残っていませんでした。3回目に逃げ出した後、「運命」という言葉に出会いました。紙に「運命」と書いて何度も見つめていると、文字を逆にすると「命を運ぶ」と読める事に気付きました。そして誰が運ぶのだろうと考えていると、運転手は自分だと気付きました。「命を運ぶで、運命。その運転手は自分」です。
私は、刑務所の受刑者と面接をすることがあります。ある時、26歳の青年から面接希望が出されました。彼は連続強姦で服役していました。一流の学校を卒業して町の役人になり26歳で係長になった、親からすれば最高の息子でした。彼は自分の夢はありましたが、親の言うとおりのレールに従っていました。子供の頃に親に押さえつけられていたため、自分より弱いものを押さえつけたかったから罪を犯したのです。自分の夢を追いかけ、自分で選んだ道を進んでください。自分で選んだことには耐えられます。好きな事を追いかけていると扉は開きます。
「生命」の「生」という字は、地面から植物が生えている様子を表しています。高校生には可能性があります。面白いことにだけ顔を向けて、そうでないことには顔をそむけていてはいけません。「花の咲かない冬の日は、下へ下へと根を伸ばせ」という言葉があります。自分の手を動かす事ができるのは、自分だけです。面白いと思ったら顔が上がります。面白く生きていってください。
2015年07月10日
5J(6年コースの高校2年生)が、3月のニュージーランド海外研修の様子を、文徳中学校の全生徒に報告しました。
研修前の事前学習、ホームステイ先での出来事や注意点、現地の高校生との触れ合いの様子、ニュージーランドの気候風土や歴史等、多岐にわたって報告されました。現在の文徳中学校の生徒たちが、来年、再来年の海外研修をより有意義なものにするために役立った報告会でした。