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2025年2月6日
生徒および保護者の方々へ 校長室から2月
2025.2.5
アッという間に、1月が終わりました。今週は今季最強の寒波が到来すると報道があっており、今朝は熊本市内でも雪が舞っていました。九州でも大雪が心配されています。
今年は2月2日が節分でした。節分と言えば、豆まきのイメージが強いですが、恵方巻を食べることもよく見聞きするようになりました。私は、大豆の代わりに殻付きの落花生をまき、恵方巻を今年の節分の恵方である西南西を向いて食べました。
例年2月3日が節分ですが、今年は令和3年(2021年)に続いて4年ぶりに2月2日が節分となりました。実は、節分は固定した日ではなく立春の前日となっていますので、令和3年は立春が2月3日となり、節分が2月2日でした。節分が2月3日でなかったのは、昭和59年(1984年)の2月4日以来37年ぶりで、ちなみに2月2日になったのは、明治30年(1897年)以来124年ぶりのことで話題になりました。国立天文台のホームページには詳しく紹介されています。なぜ節分の日が変わるのか、調べてみるのも面白いと思います。来年の節分は、2月3日です。次に節分が2月2日になるのは、2029年、2033年、2037年で、4年ごとに連続して訪れます。
さて、1月は、18日・19日には大学入学共通テスト、同じく19日には中学校のⅡ期入試、22日には高校の専願・奨学生入試、26日からは、高校1年生の修学旅行(1月30日までの4泊5日)、中学2年生の修学旅行(1月28日までの2泊3日)と大きな行事が続きました。大学入学共通テストは、今年は暖かく天候に恵まれました。高校の専願・奨学生入試も、天候に恵まれて実施することができほっとしたところです。高校と中学の修学旅行の様子については、本校ホームページのブログでそれぞれ紹介していますのでご覧ください。いずれの行事も天候に恵まれ、インフルエンザの流行等心配しましたが、生徒諸君の頑張りと保護者の皆様、関係いただいた皆様のおかげで無事に終えることができました。皆様のご支援に感謝いたします。
去る、1月31日には、中学校の総合的な学習の時間の発表会を行いました。3年生が興味を持った職業について調べ、仕事の実際、やりがい、その職業に就くまでの学びについて発表していました。1年生、2年生はその発表をしっかりと聞いていました。中学3年生がどんなことに興味を持ち、夢を追いかけているのか、ほんの少し知ることができました。次のステージに向けしっかり準備をして進んでもらいたいと思います。
また、高校1・2年生は、2月5日に総合的な探究の時間の発表会を行いました。午前中は、体育館のメインアリーナでA、B、Cの3グループに分かれて交代でポスターセッションを行いました。発表する班、発表を聴く班、それぞれが楽しんで取り組んでいたように思います。質問をしても、自分たちの調べたことをもとにしっかりと答えていました。素晴らしいことです。午後からはステージ発表を同じく体育館のメインアリーナで行う予定にしていましたが、今季最強の寒波の到来もあり、セミナールームと多目的教室の2つの会場からリモートで発表を配信し、各教室でその様子を見て学びを深めていました。発表してくれた生徒諸君は、発表のスタイルをしっかりと踏まえて探究の動機、目的、手法、そして価値についてそれぞれの視点でプレゼンテーションを行っていました。立派な取組となり始めていると感じました。他の班の探究活動を見聞きし自己の取組の振り返りを行ってさらに探究活動が深められることを期待しています。2月16日に東京歌舞伎座タワーで開催されるマイナビキャリア甲子園準決勝に出場する高校2年生チームも出てきました。生徒諸君の地道な取組が少しずつ形になってきているのを感じています。崇城大学の先生方や多くの学校外の皆様にも支援をいただき、取組が進められていることに心から感謝申し上げます。この探究活動を学校の教育活動の中に体系的に取り入れ、学びの好奇心・探究心をさらに高めていけるよう取り組んでいきたいと思っています。
最後に、季節性インフルエンザの流行は随分と落ち着いてきましたが、新型コロナの感染が少しではありますが続いています。油断せず、場面に応じた感染防止対策を心掛け、手洗い、うがい、換気等、しっかり取り組み、感染防止に努めたいと思っています。
高校3年生は、いよいよ大学入試等の進路決定の大詰めの時となっています。希望をもって最後までやり抜きましょう。そして、来る2月28日は、卒業式です。高校2年生が在校生代表として参列します。卒業生、在校生、職員ともにみんなで大きな声で校歌を歌い、高校生活最後の日を盛り上げたいと思っています。楽しみです。