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2024年6月4日
生徒および保護者の方々へ 校長室から6月
2024.6.4
昨年は、5月29日ごろ梅雨入りしました。平年6月4日ごろ梅雨入りしていますが、今週は晴れの日が多く、予報では来週あたりから雨の予報が続いており、いよいよ梅雨入りかと思われます。先週は、台風1号の北上に伴って宮崎県や鹿児島県には線状降水帯の発生予測も出されました。気象庁は、6時間から12時間ほど後に線状降水帯が発生して大雨となる可能性が高いと予測された場合、全国を11のブロックに分けた地方単位で警戒を呼びかけてきました。今年は、予測の精度が高まったとしてこれまでよりも範囲を絞り込んで府県単位などで発表されることになり、先月28日から運用が始まる予定でしたが、台風が接近し、前線に伴う大雨が予想されるとして急きょ、27日から運用が始まりました。これから梅雨の大雨、台風の襲来など、線状降水帯の発生も危惧され自然災害が心配な季節となります。田植えの季節を迎え恵みの雨でもありますが、大きな被害がないことを願うとともに、心して防災に努めていきたいと思っています。
さて、一部、先行開催の競技もありましたが5月31日から県高校総体と総文祭がコロナ禍前の態勢で総合開会式を含めて開催されました。31日は、雨で一部屋外の競技において順延がありましたが、その後は、天候に恵まれ順調に大会も終えています。県高校総体の総合開会式は、パークドーム熊本で開催され、文徳高校は29番目の入場でした。また、総合文化祭の総合開会式は、県立劇場のコンサートホールで開催され、華やかなオープニングで始まり、県立劇場のコンサートホール、演劇ホール、ロビー等も活用して発表や展示等が行われました。総文祭は6月1日に、総体は3日に本校が出場した種目はすべて終了しました。コロナ禍での経験では、日常の当たり前がいかに重要でありがたいことかを思い知らされました。今年もそれぞれの部活動において、これまでの練習の成果を発揮する場を得ることができ本当によかったと思っています。保護者の皆様のご支援・ご協力、競技関係者の皆様のご支援に心から感謝いたします。3年生にとっては、最後の大会となった人も多く、力が発揮できた人、思うようにいかなかった人、それぞれだと思いますがこの日まで仲間とともに、苦難を乗り越え努力を続けて取り組んできた過程にこそ価値があると思っています。次は、各自の進路実現に向け気持ちを一新し邁進してほしいと思っています。2年生と1年生には、3年生の努力を引き継ぎ、よりよくなるよう新たな一歩を踏み出してもらいたいと思います。
県高校総体では、団体優勝はありませんでしたが、相撲部と男子ソフトテニス部、女子空手道部、剣道部が準優勝、男子バドミントン部、ソフトボール部男女が団体3位と大健闘しています。相撲の中量級と空手女子形では個人戦で優勝しています。個人戦で準優勝、3位になった競技もあり、団体、個人を含め九州大会、南九州大会や全国大会(インターハイ)への出場権を得ています。本県代表としてさらに努力を続け、一層の活躍を期待しているところです。ライフル射撃部は、来週九州大会、7月には、硬式野球、軟式野球の県予選大会、吹奏楽の県予選コンクールも控えています。本校生一人一人が目標達成に向けて最後までやり抜くことを願っています。
新型コロナウイルス感染症は、5類に移行しましたがなかなか感染者数がゼロとなっていない状況です。私たちには、場面に応じた適切な対応が引き続き求められており、油断することなく取り組んで行く必要があります。本校では、教室の換気、手指の消毒等引き続き取り組んでいます。これからは暑さも厳しくなり、熱中症なども心配な時期です。一人一人が健康管理に気をつけ、やるべきことを徹底していきましょう。