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2024年5月9日
生徒および保護者の方々へ 校長室から5月
2024.5.8
天候を心配しましたが、4月28日には体育大会を大会テーマ「”燦”~輝き続けよう未来に向かって~」の下、予定どおり実施することができました。4月中旬から雨が多くなり24日も午後からようやく天気が回復し、25日に1日早めて体育大会の予行を行いました。26日は再び雨でしたが、27日の午前中には回復し、天気予報でも翌28日は晴れの予報が出ており、午後からは崇城大学のグラウンドで会場設営・準備を行うことができました。担当の生徒諸君や先生方には遅くまで準備にかかわっていただき無事に会場設営と準備が終えることができました。
当日の朝は、予報どおり晴れとなり、熱中症の心配があるなど報道があっていましたが、少し風もあって比較的過ごしやすい天候となり、絶好の体育大会日和となりました。早朝から放送や救護の準備も整い、8時50分ごろには、各団の団長の指示の下、生徒諸君の集合も完了し、予定どおり9時から開会式を行い、プログラムがスタートしました。開会式のあいさつでは「今置かれている環境の中で『何をなすべきか、何ができるのか』を考え、みんなで体育大会の成功に向け心を一つにして、臨機応変に一人一人が行動しよう。競技や演技をしている人の一生懸命さとみんなで盛り上げようとする気持ちがあればきっと見ていただいている皆さんに伝わる」と話しました。
体育大会の予行練習とはギヤチェンジをしたように一人一人主体的に行動しており、招集もスムーズに進み、予定より少し早い状態でプログラムも進んでいきました。生徒諸君一人一人が今置かれている環境で「何をなすべきか、何ができるのか」を考えて本当によく行動してくれました。応援団を中心にスタンドを盛り上げようとしている姿も多く見られました。団体演技の高校1・2年女子のダンス、高校男子のエッサッサ、高校選抜集団行動、中学生のよさこい2024、高校3年女子のダンス、競技の宅急便リレー、綱引き、長縄跳び、玉入れ、団対抗リレーなどプログラムも多彩で大変盛り上がりました。最後の応援合戦も各団席と応援団が一体となり、校歌の部、演舞の部ともに素晴らしいものでした。また、コロナ禍後、初めて実施できた部活動紹介&リレーも各部の特徴が出た素晴らしいものでした。
閉会式での校歌斉唱では、肩を組んで大きな声で歌う生徒諸君の姿もありとても感動的でした。文徳生の一致団結した”底力”を見た思いがしました。今年はご来賓の皆様にもご観覧いただくことができ、スタンドには、多くの保護者の皆様等の姿があり、最後まで温かいご声援をいただきました。保護者の皆様、会場を提供いただいた崇城大学の皆様など、すべての関係する皆様のおかげで体育大会も成功裏に終えることができました。心から感謝いたします。
また、部活動でも多くの活躍がありました。硬式野球部は、5月1日から開催された第53回RKK旗争奪選抜高等学校野球大会に出場し、5月7日に前日降雨のため5回裏で継続試合となっていた決勝戦を行い、3対6で惜敗しましたが準優勝でした。ソフトボール部は、県大会で男女ともに準優勝となり5月11日・12日に開催される九州大会に出場します。空手道部は、国体予選を兼ねた県大会で少年女子形の部で1位・2位・3位、少年男子形の部で2位、少年女子組手の部で1位・2位と大健闘しています。5月25日からは県高校総体の先行実施の競技が始まります。生徒諸君の活躍を楽しみにしています。
学校の一大行事の一つである体育大会も生徒会を中心に文徳生全員が心を一つにしてコロナ禍後、初めてフル規格での実施ができました。今年の目標であるコロナ禍からの「創造的復興」を体現してもらっているように思います。令和6年度も本格的に始動しました。更に充実した学校生活となるようみんなで”やり抜き”ましょう。