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2020年5月19日
生徒および保護者の方々へ 校長室から5月号
学校長 竹下 文則
新型コロナウィルスの感染拡大により、日本中、そして世界中が大混乱をしています。本県でも国の緊急事態宣言を受け、休校の延期が続いています。令和2年度1学期始業式を去る4月8日に、入学式を4月9日に開催し、登校日以外は家庭学習となっています。ゴールデンウィークも「ステイホーム Stay Home」を合い言葉に不要不急の外出自粛が求められました。これまで、経験したことがない事態となっています。ただ、ここに来て、ようやく感染者数が減少傾向になり、本県でも発生経路の不明な感染者は出ていませんし、感染者そのものも出なくなっています。これから、少しずつ社会生活が元通りになっていくのを期待しているところです。学校も5月11日から再び登校日を設定し、時差・分散登校で学習指導等を進めています。生徒諸君が各自の責任を自覚し行動してくれているおかげで光が見え始めています。徐々に学校再開に向け取組を広げていきたいと思っています。登校日の朝、先生方が廊下の窓を開け、登校する道路の掃除や草取りをしていただいている姿を目にします。本校に来て一月あまりですが先生方の生徒諸君への思いが伝わってきます。
さて、高校3年生は、県高校総体、総文祭が中止となる一方で就職や進学等のスケジュールも迫ってきており戸惑いも多いと思いますが、部活動においても、学習においても今できること、やるべきことを誠実にやり抜くことであると思っています。これは本校生すべてに言えることだと思っています。
私たちも「降り止まない雨はない」との思いで、勇気と元気を出して生徒諸君・保護者の皆さんとともにこの難局を乗り越えていきたいと思います。